株が与えた大きな影響
アラビア石油にしても、いつも買えないわけではなく、買える時もあります。
それは…原油価格が実際にどんどん上がり始めた時です。
そんなことになれば、必ず株価も急騰します。
しかしいまのところその気配はありません。
だからアラビア石油の業績は低迷しています。
勘違い投資では失った損は取り戻せないこれでは株は上がりません。
中東で事件でも起きて原油価格の上昇は必至となるなら話は別ですが、それもなさそうです。
こんな見方に対して、実はいまなお一触即発の状態にあるのだ、という見方もなり立つでしょう。
イスラエルとパレスチナとの間ではいまでもいさかいが絶えないからです。
それがいつまた戦争に発展しないとも限りません。
その意味では予断を許さないのですが、そんな先の先まで読んで投資することはありません。
現在原油価格は上がらない。
戦争が起きる気配もない。
原油不足も生じていない。
アラビア石油の業績も低迷を続けている。
これだけの材料で、アラビア石油は投資の対象として現在のところはふさわしくないことが分かります。
たとえ自分が同社に好感を持っていたとしても、投資の対象とすべきではないことになります。
それなのに、これまでに損した800万円のうち500万円を取り戻すために同社株に投資しようというのは、なにかの間違いです。
自分が知っている業界であり、仕事で関係があったりすると親しみを覚え、株を買いたくなるのは理解できます。
しかし株は個人的な事情、期待とはまったく関わりなく動いています。
こちらがどんなに好感を持っていても、中身が悪ければ下げてしまうのです。
バブル期と違い電力料金を簡単に引上げられなくなっているし、為替が円高で推移、原油の仕入れ価格が低下して利益が出たりすると、すぐに料金の引下げを要求され、利益の蓄積が難しくなっているからです。
これでは株価は上がりにくく、安全投資の対象としてはふさわしくありません。
株価は悪くないのに上がらないこともあります。
市場のテーマから外れている場合です。
たとえばT株です。
この株の人気は非常に高く、多くの個人投資家が購入しています。
ところが株価の動きは、なかなか期待にこたえてくれません。
安全なはずなのに、投資してもほとんど儲からないばかりか、損することの方が多いのが実際です。
安全投資。
株式投資では誰しもそれを願います。
はじめて株式投資をするとなると、なおさらです。
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